「Gariben」は3ヶ月間、仲間と力を合わせて英語力をアップするオンラインスクールです。
学習期間中は英語学習に関する講義やアドバイスを担当する「コーチ」と、学習の進捗や状況をモニターし総合的なケアをする「メンター」の2人が、参加者をサポートします。
今回の「TOEICスコアアップチャレンジ!」企画では、そんなGaribenメンターとしてこれまで多くの卒業生をサポートしてきたリサさんが、実際にハイスコアコース(TOEIC800点以上を目指すコース)を受講し、その勉強の過程やGaribenでの様子をレポートしていきます。
リサさんは海外経験も豊富で英語力もすでにあるのですが、
「参加者の方の日々の頑張りを側で見続けていたら、私ももう一回本気で英語に取り組みたくなっちゃいました。」
と、そんなリサさんの一言に端を発し、本企画はGariben5期生の開始に合わせスタートしました。
Garibenの学習カリキュラムに取り組んだら、本当にスコアアップはできるのか?
3ヶ月間、しっかり学習にコミットできるのか?
読者の方も興味津々ではないでしょうか?
Garibenの学習カリキュラムを作成し、コーチとしてノウハウ講義も担当させていただいている私・セレンが聞き手となり、リサさんの3ヶ月の学習を追ってみたいと思います。
- 「TOEIC学習がなかなか一人では続かない……」
- 「スコアアップする人が、日頃どのくらい勉強しているか知りたい」
- 「リサさんが実際にどのくらいスコアアップするかを知りたい!」
そんな方はぜひ、本シリーズを最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
聞き手
セレン
留学経験、海外経験ゼロから31歳で英語学習を独学で開始しTOEIC LR満点、TOEICスピーキング満点、英検1級を取得。日本最大手IT企業にてTOEIC研修&英語学習カウンセリングを6年間担当。英語事業コンサルティング、高校生英語指導も行う。「英語のあたらしい読みかた」著者。
Gariben挑戦者
淺川理沙(リサ)
Garibenのメンター。2018年からNHK福島放送局キャスター、2021年からフリーアナウンサーとして活動し、現在はNHKラジオのリポーターなどを担当。今回、自身もGaribenの5期生としてハイスコアコースを受講し、3ヶ月間でTOEIC900点超えにチャレンジ中。
リサさんのこれまでの経歴と英語学習経験
まずは自己紹介をお願いします!
2022年3月からGaribenのメンターを担当しています、淺川理沙と申します。
Garibenの参加者のみなさんからは、「リサ」と呼んでもらっています。
2018年からの3年間はNHK福島放送局でニュースキャスターを務めていました。2021年からはフリーアナウンサーになり、現在はNHKラジオのリポーターなどを担当しています。
2011年〜2015年はシンガポールとインドで生活していました。
シンガポールでの最初の7ヶ月間は語学学校に通って英語を身につけ、そのまま現地で就職。人材コンサルタントとして外資企業などを担当し、人事担当者と英語でやり取りをしていました。
Garibenではメンターとして、参加者の方の学習進捗のチェックやリマインド、講義やグループワーク呼ばれるアクティビティーでファシリテーターをしています。
これまでの英語に関する学習の経緯を伺ってもよいですか?
基本的には国内では学校の授業でやってきたというだけなので、一般的な日本人の方と同じだと思います。
その後、先ほど少しお伝えしたのですが、大学を卒業して約3年後にシンガポールで7ヶ月間の語学留学をしています。
シンガポールを選ばれた理由って何かあるんですか?
海外経験がなかったので、海外は怖いという印象があって……。
シンガポールは旅行で行ったことがあったので住みやすいかなと思ったのと、当時は就労ビザが取りやすかったので、そのまま現地で働けたらいいなという思いもあり選びました。
ずっとマスコミ関連の仕事をしていたので、様々な業界の企業と関われる仕事がしてみたいというのもありました。
英語という観点からいうとシンガポールは「シングリッシュ」に代表されるやや独特な英語のイメージが強いですが、そういう部分は特に気にしたりはしませんでしたか?
私は逆にいきなりネイティブと英語でやりとりする方が少し不安で、アジア人同士のほうが安心感がありました。
ですので英語の面での不安というよりは、就職の面で先を見据え、さらに安心感があるということでシンガポールを選びました。
シンガポールの留学はおすすめ!英語初心者に優しい環境
シンガポールでの留学はいかがでしたか?
すっごくよかったです。私はシンガポール留学推しです(笑)。現地は日本人が好きな人も多いですし、こちらがうまく話せない時でも結構待って聞いてくれたりして。
留学ではまずは話す、ということが大事だと思うので、そういう初心者に優しい環境はすごくよかったです。学校にいる先生はネイティブでしたし、カリキュラムもしっかりしてたのでその点もよかったと思っています。
英語面での成長は感じられましたか?
最初の3ヶ月は言葉がすぐに出てこなくて苦労しましたが、留学の後半からは英語にも慣れ、不自由なく生活ができるくらいの英語力はついたかなと思います。
シンガポール留学を終えて約2年後にTOEIC730を取得されていますが、どういった経緯で受験されたんですか?
特に何かで必要があって受けたというのではなく、シンガポールでの経験などを踏まえて受けてみたらどのくらい取れるだろうって思って、軽い気持ちで受けたんです。
ほぼ準備もせずに、公式問題集を1回解いただけで受けたって感じです。
そうだったんですね。準備ほぼなしで730は立派なスコアだと思います。
Garibenの「メンター」として活動する中で、英語をやり直したいと思うように…
今はGaribenのメンターとして英語学習者の方と日々接していただいていますが、リサさんの中でメンターというのはどういう役割だと考えられていますか?
一人での学習が続かない方にGaribenの中では一人じゃないよ、というのを感じてもらえるような存在なのかなと思っています。
日々励ましたり、見守ったり、みなさんの学習が順調に行くようにサポートをする重要な役割だと捉えています。
メンターとして英語学習者のみなさんと接することで、英語に対する向き合い方に変化はありましたか?
Garibenでスコアアップに向けて努力されている参加者の皆さんを拝見し、私も「TOEICのスコアアップ」という目標に向けて初めてTOEICに特化した学習をしてみたいと思うようになりました。
海外を離れて7年半経ち、自分の英語力が落ちていることへの危機感がずっとあったので、ここで英語をやり直したいという思いにさせてくれたのは、他でもないGaribenで日々英語の学習を頑張られているみなさんだったんです。
シンガポールにも友人がたくさんいますし、英語でコミュニケーションをもっと取れるようになりたいという思い自体はずっとあったので、TOEICのスコアアップを通じてそういったスキルも伸ばせられたらいいなと思っています。
Garibenの運営に携わる中で、何か英語学習に関して気づきや学びはありましたか?
メンターとしてGaribenの授業に参加するので、その中で聞いたことだけでも学習にプラスの面はたくさんありました。
問題集はこれまで3回くらい解き直すというのはやってたんですが、ただ解き直すだけではダメなんだなあというのが一番大きな気づきです。
復習の仕方に関してさらに深いところまで聞けて、こうやって復習ってするものなんだなあと改めて感じました。
それは講師として講義を担当する私としても嬉しいです。他にも気づきなどありましたか?
発音って大事なんだな、という点です。
これは結構大きな気づきでした。シンガポールやインドで働いていた頃は、英語の発音を気にすることはありませんでした。日本語発音でも伝わればいい、相手もシングリッシュやヒングリッシュなんだからおあいこだと思っていたんです。現地でのコミュニケーションで困ったこともありませんでした。
しかしセレンさんが講義の中で、「一生の間で一番耳にするのは自分自身の英語。よりよい発音がリスニング力の向上に大きく関わる」という話を聞き、意識が変わりました。
発音は相手に対する思いやりでもあるんですよね。発音の悪さは相手に余計な労力を求めることになってしまいます。
ぜひ3ヶ月、発音にも意識を向けながら学習していきましょう。
Garibenでの3ヶ月後の目標は、いつか越えたかったTOEIC900点!
今回の3ヶ月スコアアップチャレンジの目標スコアを、TOEIC900点に設定しました。その理由を伺えますか?
5期スタートにあたり、私も9月初めにTOEIC IPテストを受験しました。
IPテストを受けるのは初めてでしたが、835点(L475点/R360点)を出すことができました。2015年の日本帰国後は7年半ほとんど英語に触れておらずリスニング力の低下を特に懸念していたので、この結果は嬉しかったです。
ただ、かねてから「いつかは900点を超えたい」という目標を持っているため、3ヶ月後の目標スコアを900点超えとしました。
私はスコアの通りリーディングに弱点があるため、まずはリーディングを400点台に乗せたいですね。また、リスニングも今のスコアを維持した上でさらに上げられるように学習していきたいです。
最終目標は、TOEIC公開テストでも900点を超えることです。IPテストでも公開テストでも900点を超えられるように頑張りたいです!
これまでの英語学習のお悩みや苦手だったポイントはありますか?
語彙が少ないことを自覚していて、なかなか覚えられません。大学入試の時からずっと課題ですね……。見たことあるのにすぐに忘れてしまいます。
またリーディングでは、何度も読み返してしまって解くのに時間がかかってしまうのが悩みです。日本語でも読むのに時間がかかる傾向があって……。
しっかりと3ヶ月学習をして、一度読めば理解できるようにしていきたいです。
語彙の暗記もGaibenの講義の中でもお伝えしていますが、これは技術ですからね。
正しく継続すれば確実に伸びていく部分ではあります。リーディングも同じでがむしゃらに読んでも速度や理解度があがることはないので、しっかりと鍛えていきたいですね。
リサさんが、この3ヶ月で一番楽しみなことはなんですか?
5期生の皆さんと一緒に学習することです。
学習の喜びも苦しみも、同じタイミングで味わえるのが楽しみです。
これまではメンターとしてみなさんと接してきましたが、この3ヶ月は自分も一人の学習者として今までとは違ったことを感じられるのではないかと思っています。
英語力アップにかける意気込み!
それでは3ヶ月にかける思い、決意をお願いします!
せっかく語学留学し海外で働いて身につけた英語力が落ちてしまい、以前からとても焦りを感じていました。中でもスピーキング力を取り戻したいという思いが強いです。
TOEICのスコアアップに必要なリスニングやリーディングの学習は、スピーキング力の向上に必要な要素です。
ですので、Garibenでの学習を通してもう一度英語を学び直し、いずれは英語でのリポーターやインタビューを担当できるくらいの英語力を身につけたいです。
最後に読者に一言!
正直なところ、3ヶ月でスコアアップできるか不安ではあります……。
これまでGaribenで多くのスコアアップをしてきた方を見てきました。みなさんのように日々成長できるか少し不安ではありますが、Garibenのカリキュラムを信じて、できる努力は最大限する意気込みです。
等身大の姿をお伝えできればと思いますので、少しでも参考になれば嬉しいです。
Gariben5期生のTOEIC最終試験は11月27日!
さてみなさん、いかだだったでしょうか。 リサさんの本気が伝わったのではないでしょうか?
9月5日にスタートしたGariben5期生は、11月27日に最終試験を行い終了します。リサさんの英語力アップにかける3ヶ月、ぜひみなさんもチェックしてみてくださいね。
毎日の学習状況はリサさんのTwitter アカウントで発信されています。みなさんからの応援も励みになるはずなので、応援メッセージもお待ちしております!
次回のレポートは、Garibenが始まって1ヶ月の様子を中心にお届けいたします。公開は10月半ばごろを予定していますので、ぜひお楽しみに!!
リサさんのTwitter アカウント
@asakawa_risa(https://twitter.com/asakawa_risa)