こんにちは、TOEIC満点講師の上田哲也です。
グローバル化が進む社会において、仕事で英語を使う必要が出てきた人は少なくありません。
しかし、多くの日本人にとって「英語なんて学生時代にやったきりで、今となっては全く覚えていない……」というのが現状ではないでしょうか。
私自身、法人の英語研修などを担当する中で、
「大人になって仕事で英語を使う必要がでてきた」
「でも何から手をつけていいかわからない……」
という方達にたくさん出会ってきました。
まず、そんな方にまずお伝えしたいことは、「正しいアプローチで学習しさえすれば、大人になってからでも英語を習得できる」ということです。
もちろん、今から英語ネイティブになることは難しいかもしれません。しかし仕事で求められる英語力は、やり方さえ間違えなければ、比較的短期間で習得できるものです。
この記事では、大人になって英語をやり直すメリット、そして効率良く目標とするビジネスで使える英語力を手に入れるための勉強法などについて、TOEICを軸にしながら一つずつ丁寧に解説していきます。
英語にもう一度向き合って、キャリアに活かしたい方に読んでいただけると嬉しいです。
この記事を書いた人
上田 哲也
バンクーバー留学、鉄鋼商社勤務を経て、現在は英語講師として企業研修などを担当。著書に『時短省力 私の英語勉強法』がある。TOEIC990点 / 英検1級 / IELTS8.0 / 国連英検特A級
この記事を監修した人
セレン
留学経験、海外経験ゼロから31歳で英語学習を独学で開始しTOEIC LR満点、TOEICスピーキング満点、英検1級を取得。日本最大手IT企業にてTOEIC研修&英語学習カウンセリングを6年間担当。英語事業コンサルティング、高校生英語指導も行う。「英語のあたらしい読みかた」著者。
社会人・大人が英語をやり直す3つのメリット
大人になってから英語を学び直すには、ある程度のお金と時間の投資が必要になります。
そうなると気になるのが、「本当に大人になってから英語を学んで意味があるのだろうか?」ということです。
まずはそんな疑問に一つずつお答えしていきます。
- キャリアに繋がる
- 収入アップに繋がる
- 選択の幅が広がる
1. キャリアに繋がる
キャリアを切り開くという点において、英語は強力な武器になります。
TOEICを実施しているIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)のデータによると、75%の企業が英語を使用していて、68.6%の企業が国際部門における業務のためにTOEIC700点以上の英語力を求めています。
そして、多くの企業がさまざまなシーンでTOEICのスコアを参考にしているというデータもあります。
これらのことからも分かる通り、今後キャリアにおいて、英語力はもちろんのこと、それを証明するためのTOEICスコアを持っていることはとても重要になってくると考えられます。
2. 収入アップに繋がる
次に、収入についてです。収入と英語力に関して、転職サイトの「doda」が2013年に発表したデータがあります。
このデータによると、TOEIC700点台〜900点台にかけて、英語力と年収の相関関係があることがわかります。また「スコアなし」と回答した人と、TOEICのスコアを持っている人の間にも大きな年収の開きがあります。
あくまでこのデータは、相関関係を表したものであり、TOEICのスコアが上がれば年収が上がるという因果関係を証明するものではありません。しかし英語力アップのために日々努力をしている人が、結果的に年収をアップさせていると言えるのではないでしょうか。
3. 選択の幅が広がる
また職業や年収だけでなく、英語ができることで人生における選択の幅は大きく広がります。
これは私自身の指導経験からも言えることですが、英語を学ぶ人たちの中には、海外の大学院に進学してさらなるキャリアアップを目指したり、家族と海外に移住する決断をする方などが多くいらっしゃいます。
「英語ができる」ことは、仕事という枠組みだけでなく、人生においても多くの選択肢を与えてくれるはずです。英語には、お金や時間をしっかり投資をする価値があります。
ゼロから英語をやり直す場合、どういう手順で勉強を進めるべき?
ここからは、大人になってから英語をやり直す人が、効果的に仕事で使える英語を習得するための勉強方法を3つご紹介します。
もしかすると、これまで「英語をたくさん聞き流す」や「オンライン英会話でたくさん話す」という勉強法を聞いたことがあるかもしれません。しかし、実際のところ、そのようなやり方は多くの人にとって最も適切な学習法ではありません。
「聞き流す」という学習方法が効果的なのは、「理解できる」英語である場合に限ります。また「たくさん話す」ことが有効なのは、すでに知識があることが前提です(アウトプットはあくまで知識を外に出すプロセスですので、頭に知識のストックが無い状態では意味がありません)。
ですので、大人になった私たちが英語をやり直す場合、それに適したアプローチが必要なのです。
1. まずは英単語を学ぶ
まずは基本となる単語力をつけます。
とはいえ、多くの日本人は中学高校で基本的な単語を学んでおり、またカタカナ語にも多くの英語がありますので、英語が苦手な人であっても、実は思っているより多くの単語を知っているものです。
ですので、目指すべき具体的な語彙力については後ほど解説しますが、ビジネスに最低限必要な語彙力であれば半年〜1年間程度で十分に習得可能です。
1日10単語で、1ヶ月300単語、1年で3000単語であれば、1日30分程度の学習時間を確保することで覚えられるので、まずはこれくらいのペースを目安にしていきましょう。
ちなみに、学生時代は英単語の「日本語訳」や「スペル」を覚えさせられた経験があるかもしれませんが、大人になってからはそのような勉強はしなくても大丈夫です。ビジネスの交渉の場などにおいて、英語を日本語に訳していたら間に合いませんし、スペルもスマホやPCの自動修正機能で直してもらえるからです。
このように、日々仕事で忙しい社会人が英語を学ぶときには、「やるべきこと」と「やらなくてよいこと」を明確に分けて効率良く学習を進めていくことがポイントになります。
2. 英文法を学ぶ
次に英文法です。
仕事で求められる英語力は、実践的な英語力です。穴埋め問題や4択問題を解く力よりも、英語を理解して発信するために必要な英文法を鍛えていきましょう。
試験対策をしていると、細かい知識ばかりに目が行きがちです。しかし、コミュニケーションにおいて必要な英文法は、みんなが当たり前に使っていて、英語を話す上で共通認識となっている英語のパターンです。
まずは中学英語からしっかりとやり直しましょう。そして、余力があれば高校英語レベルまでクリアできたら申し分ありません。
「中学高校で6年間で学んだ文法やり直すなんて気が遠くなる……」と思われるかもしれません。しかし、英文法学習に6年間もかかったのは、クラス全員で一緒のペースで勉強していたからです。
独学で自分にあったペースで進めれば、1年もあれば中学3年はもちろん、中高6年分の英文法を復習することも十分に現実的です。
3. 発音を学ぶ
最後に発音です。日本語と英語は、音が全く異なります。
ですので、日本語話者の私たちが英語を理解したり発信したりするためには、まずはこれらの音を正確に覚えなければいけません。
発音は軽視されがちですが、コミュニケーションのための英語を学ぶのであれば、A〜Zのアルファベットを知っていることくらい重要なことです。発音がわからなければ英語を聞いても理解できませんし、逆にこちらが英語を話している時も相手に理解されなくなってしまいます。
発音記号の数は限られていますので、まずは最初にしっかりと覚えてしまいましょう。早ければ1週間、ゆっくりやっても1ヶ月あれば一通り学習できます。
いきなり完璧に発話できなくても大丈夫です。発音記号の読み方をざっくり覚えたら、あとは1年間くらいのスパンでゆっくり慣れていきましょう。
社会人・大人におすすめの英語資格・試験
キャリアに英語力を活かすためには、それを証明するための資格が必要です。
現在の日本社会では、多くの企業がTOEICのスコアを指標にしていることから、TOEICを資格として持っておくのが最も有利です。
また、英語学習において、モチベーションの維持をするためにも、TOEICを適切に受験することをおすすめします。
英語というのは目に見えないもので、ただ毎日勉強をしてるだけでは、なかなか上達を実感しにくいものです。ですが、資格試験を定期的に受けて前進を実感することで、モチベーションを高く保ち、挫折を防ぐことができます。
英語の試験は、英検やTOEFLなど多くありますが、モチベーション維持という観点からもやはりTOEICをおすすめします。他の試験と比べて、
- 比較的安い
- 定期的に受けられる
- 英語力を細かく測れる
という点において、TOEICが最も使いやすくコスパが良いのです。
これらの理由により、TOEICのスコアでモチベーションを保ちつつ、結果的にスコアアップをして仕事に生かすというのは合理的な選択と言えます。
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社会人の英語やり直しで、適切な目標とは?
では、TOEICを受験する場合に、どれくらいのスコアを目指すべきなのでしょうか?
結論からお伝えすると、まずは600点を目指し、最終的に800点まで上げることをおすすめします。
きっと、これから英語をやり直そうという方にとって、TOEICの試験問題はとても難しく感じるかもしれません。もしかしたら、1問もわからない……という場合もあるかもしれません(私自身も英語をやり直したときは、本当に1問もわからない状態でした)。
でも大丈夫です。私自身も含めて、大人になって英語をやり直す人の多くは、まずそこがスタートラインになります。
そこから、英単語、英文法、発音の基礎をしっかり学んでいくことで、600点が射程圏内になります。600点を取れる頃には、かなり英語学習の感覚を掴めているはずです。
そして、さらにもう一歩先に進み、英語をより速く正確に読んで聞けるようになれば、TOEIC800点が見えてきます。
最終的に800点をクリアできれば、ビジネスで英語を使用する十分な基礎力が身についたと言えます。
【具体的な勉強法はこちら】
3ヶ月で達成!TOEIC600点から800点まで伸ばす勉強法【満点講師が解説】
社会人・大人の英語やり直しにおすすめのアプリ・参考書5選
ここからは、英語力をしっかり上げながら、まずTOEICで600点、そして最終的に800点へとレベルアップするために必要なアプリ・参考書を5つ、またその使い方についてお話ししていきます。
単語、文法、模試のそれぞれについて、具体的なテキストや取り組み方をご紹介していきますが、目指すスコアにかかわらず、それぞれバランス良く取り組むようにしてください。
1. iKnow!
まず英単語ですが、これから英語をやり直すということであれば、アプリ『iKnow!』がおすすめです。
- TOEIC470点を突破しよう!(全8コース)
- TOEIC600点を目指せ!(全9コース)
これらのコースからしっかりクリアしましょう。もし470点のコースが簡単すぎるようであれば、600点を目指すコースからスタートしても大丈夫です。
それぞれの例文の情景をイメージしながら、しっかり声に出して読み上げていきましょう。そうすることで、英単語をイメージで記憶でき、同時に発音も習得できるので一石二鳥です。
1日10単語のペースで進められれば、1コースあたり約10日でクリアできます。
ですので、「TOEIC470点を突破しよう!」で80日間、「TOEIC600点を目指せ!」で90日間程度が目安となります。
これらの単語は毎回の試験で必ずと言っていいほど出題されるものばかりですので、半年間でこれだけの語彙力をつけられれば、TOEICの英文はグッと読みやすくなるはずです。
そして上記のレベルをクリアしたら、800点を目標としたコースにもトライしてみましょう。
- TOEIC800点を狙え!(全8コース)
こちらも大体80日程度を目安に終わらせます。ここまで覚えられれば、ビジネスで英語を使うには十分な語彙力が身についているはずです。
iKnow公式サイト(https://iknow.jp/)
2. 中学英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。
大人になって英語をやり直す場合は、中学英語からしっかり確認しておくことをおすすめします。
もちろん、現在形や現在進行形など、一見簡単そうな内容もあるかもしれませんが、意外と「現在完了形」となると記憶が曖昧だった……なんて人も多いものです。
ですので、基本的な知識に抜け漏れがないか、こちらのテキストでしっかり確認しておきましょう。
基本的には左ページの解説を読んで、右側の練習問題を解いていくというやり方で進めます。その際に必ず、右側の英文を何度も口に出しながら、それぞれの文法の使い方をチェックするようにしてください。
3. 高校英文法を ひとつひとつわかりやすく。
高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版 (高校ひとつひとつわかりやすく)
さらにレベルアップしてTOEIC800点を狙いたい人は、こちらのテキストで高校英文法を復習しておきましょう。
「TOEIC対策なのにTOEICの問題集じゃなくて大丈夫?」と思われるかもしれませんが、TOEICの問題集の多くは文法の解説が簡潔なので、英文法を基本から理解するのにはあまり向いていません。
TOEICの試験問題はあくまで「英文法の理解度チェック」のためであって、「英文法を基礎から学ぶ」ためのものではないのです。
ですので、英文法の基礎は基礎でしっかり勉強して、その上でTOEICの問題集に進んでいくことをおすすめします。
高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版 (高校ひとつひとつわかりやすく)
4. TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
ここでようやくTOEICの文法問題集を使っていきます。しっかり英文法の基礎を押さえた後は、今度はそれをTOEICの形式でも問題が解けるかを試していきます。
今回使う通称「でる1000」は、実際の試験問題と出題内容・難易度がとても近く、本番前の練習としてはうってつけの1冊です。
もし「でる1000」を解いていて理解できていない文法があった場合には、これまで勉強してきた英文法のテキストに立ち返って、基本から復習してください。
基本的な内容は「トレーニング」の問題で確実に抑え、その上で「実践問題」に進みます。
しかし、一部「応用編」や「発展編」などの内容が含まれているので、それらについては余力があれば取り組むというスタンスで大丈夫です。
5. 公式TOEIC Listening & Reading 問題集
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9
そして最後に、TOEIC公式問題集です。TOEICは受験した際に問題用紙を持ち帰ることができません。ですので、実際の試験と最も近い問題演習をするのなら公式問題集一択となります。
まずは、直近に発売された最新の一冊を購入して取り組みましょう。
公式問題集に取り組む手順は、下記の通りです。
- 時間を測って取り組む
- 時間無制限で取り組む
- スクリプト・辞書を使いながら取り組む
- 音読をする
この手順を模試1セットごとに繰り返していきます。1セットにかける時間は1〜2週間程度を目安にしてください。ここから、ひとつひとつ解説していきます。
1. 時間を測って取り組む
まずは、しっかり今の実力を知るためにも、リスニングは45分間、リーディングも75分間、ノンストップで時間を測って取り組みます。
そして問題を解いたら、採点をして、現在の自分の実力のスコアを確認します。
2. 時間無制限で取り組む
次に、時間無制限で取り組みます。リスニングであれば何度でも聞き直して大丈夫です。リーディングも時間をしっかりかけて取り組みます。
ここで、時間制限が無かった場合の、自分の実力を確認することができます。
3. スクリプト・辞書を使いながら取り組む
ここからはTOEICの問題を解くフェーズから、復習をする段階へと進みます。
まずは、答え合わせをした後に、リスニングのスクリプトを読みながら問題に再度取り組んでみましょう。スクリプトがあることで、音が聞き取れなかったのか、それともそもそも知らない単語などが使われていたのかがわかります。
またリーディング問題に関しても、辞書を使っても不正解になってしまう問題があるとしたら、それは文法力不足が原因と考えられます。
4. 音読をする
そして復習の仕上げは音読です。これまでは受動的に問題を解くだけでしたが、今度はそれらを自分の口で発することで、より深く英語をインプットしていきます。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9
忙しい社会人/ 大人でも勉強を継続するコツは?
ここまで、大人になって英語をやり直す人がやるべき勉強法をご紹介してきました。しかし、どんなに良い勉強法であっても、それは継続して初めて効果が出るものです。
ここからは、英語学習で確実に成果を出すために、どうやったら継続できるかについて具体的なポイントを5つお話ししていきます。
1. プロセスに集中する
まず大事なことは「プロセスに集中する」ということです。
こんなことを言うと、やる気を挫いてしまうかもしれませんが、英語は数日や数週間で結果が出るものではありません。英語力とは、数ヶ月単位でじわじわと上がってくるものです。
ですので、英語学習で結果を出す人は、毎月のTOEICの結果などに一喜一憂するのではなく、目の前のプロセスだけに集中します。具体的には、
「今日は単語を10個覚える」
「今日は文法のテキストを1ページ進める」
のように、その日やるべきことに集中するといった具合です。
もしかしたら、1日の勉強量なんて大したことないように思えるかもしれません。でも、あなたの英語力を大きく飛躍させるのは、そういう少しの勉強の積み重ねでしかないのです。
どんなに英語ができる人でも、単語は1つずつしか覚えられませんし、テキストだって1ページずつしか進められません。英語力を伸ばす人とそうでない人の違いは、結局のところ「どれだけ継続したか」でしかないのです。
ですので目の前のプロセスを大事に、継続をすることを心がけてください。そうすれば、必ず結果はついてきます。
2. 英語学習のスイッチを視覚的に作る
英語学習を習慣化するためには、学習のきっかけを目に見えるようにしてください。
- テキストを机の上に置いておく
- 英語学習アプリをホーム画面に配置する
- 勉強する時間にリマインダーを設定する
人間は目に入ったものをきっかけに行動する生き物です。
ですので、このように視覚的に学習のしやすい環境を整えることで、英語学習を習慣化できる確率がグッと上がります。
3. お気に入りの場所で勉強する
英語学習がどうしても手につかないという人は、ぜひお気に入りの場所で英語を勉強してみてください。
例えば私の場合、どうしても勉強が手につかないときは、近所のお気に入りのカフェで、好きな飲み物を片手に勉強することがあります。そうすることで「あのカフェに行くなら勉強を頑張ろうかな」という気持ちになるものです。
英語学習は長期戦です。ですので、やる気が出ない日も必ずあります。
そんなときはぜひお気に入りの場所に移動して、勉強に取り掛かりましょう。
4. 英語学習のハードルを低くする
英語学習は、まずは「2分」やることを目標にしましょう。
いきなり「2時間は勉強するぞ」なんて意気込んでしまうと、どうしても億劫になって、手がつけられなくなってしまいます。
ですが「まずは2分やろう」くらいの気持ちでテキストを開くと、意外と気持ちが乗って気づいたら30分くらい勉強していた、なんてことも珍しくありません。
ですので、まずはハードルを低くして英語学習にとりかかることがポイントです。
5. 英語学習の記録をとる
最後に、英語学習の記録をとりましょう。学習記録は、継続において強力な武器になります。
英語の勉強をする度に、カレンダーの日付にバツをつけるなどして記録をつけてみてください。そうすることで「今日も一日頑張った」という満足感が得られます。
そして、その習慣のチェーンを切らしたくないという気持ちがあると、モチベーションが上がらない日も頑張れたりするものです。
個人的には、エクセルで学習メニューと日付の表を作っています。毎日そこに学習内容を記録して、視覚的に継続を積み重ねていくことで、モチベーションに関わらず学習を継続できるようにしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は大人になって英語をやり直すという方に向けて、大人になって英語を学ぶメリット、そのために活用するべきTOEICとの向き合い方、そして英語力をアップするための具体的な学習手順について解説をしてきました。
繰り返しになりますが、どれだけ良い学習方法であっても継続して初めて英語力は伸びるものです。
ですので、最後にご紹介した5つのテクニックを活用して、確実に英語学習を習慣化していってください。
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