現在ニュージーランドのサッカーチームに選手として所属している、元サッカー日本代表の高橋秀人さん。
日々英語の壁に苦労しながらも選手として、そして一人の日本人として英語圏で生活されています。
そんな高橋さんが英語力アップのために選んだのが、グループ英語コーチングの「Gariben」です。
現在8期生として参加されている高橋さんに、プログラム開始直後にインタビューをさせていただきました。
高橋さんが英語を勉強している理由とは?
そしてGaribenでの学びを通してなりたい自分とは?
などを伺いました。英語をこれから身につけたい方、海外進出を視野に入れている方、または海外留学、海外での生活を考えている方はぜひ今後の英語学習の参考にしてみてください!
語り手
高橋 秀人(たかはし ひでと)
1987年10月17日生まれ。群馬県伊勢崎市出身の元日本代表のプロサッカー選手。184cm/75kg、ポジションはDF。前橋商業高等学校、東京学芸大学を経て、2010年にFC東京へ入団。2016年まで同クラブに在籍し、以降はヴィッセル神戸、サガン鳥栖を渡り歩き、2021年から横浜FCでプレー。明治安田生命J1リーグでは、通算270試合に出場して15ゴールをマーク。公式戦では、通算359試合に出場して20ゴールを挙げている。現在はオークランド・ユナイテッドFC(ニュージーランド)に所属。
聞き手
セレン
留学経験、海外経験ゼロから31歳で英語学習を独学で開始しTOEIC LR満点、TOEICスピーキング満点、英検1級を取得。日本最大手IT企業にてTOEIC研修&英語学習カウンセリングを6年間担当。英語事業コンサルティング、高校生英語指導も行う。「英語のあたらしい読みかた」著者。
高橋さん、本日はどうぞよろしくお願いします!まずは現在の生活環境や英語学習について伺ってもよいですか?
現在は、ニュージーランドのサッカーチームである「オークランドユナイテッドFC」にサッカー選手として所属しています。また、アカデミーで子供たちへのサッカー指導も行っています。なので2つ掛け持ちしている感じです。
私は今年(2023年)の2月から、私の家族は4月からニュージーランドに移住しているので、家族として異国の地で挑戦している最中です。
これまで英語を使う機会は多かったのでしょうか?
サッカー選手として15年ぐらい現場にいたんですが、クラブハウスのロッカールームで外国籍の人と話したり、ピッチの上で自分はこういうふうに動きたいなど、1日に5分から10分ぐらい英語を喋る機会がありました。
ただ、基本的に通訳の方がいるので、その人を介していましたね。なので、その通訳さんのおかげでスムーズにコミュニケーションは取れていた感じです。
やはり通訳さんがいない場面でも自分の言葉、相手の言葉がわからないとより良い関係にならないなと感じていました。
海外での生活に英語は欠かせないと思いますが、いつ頃から英語の勉強を開始されましたか?
7〜8年前からですね。自分がもし海外のチームに行ったとき、例えば、英語でインタビューを受けるとか、海外の選手とのコミュニケーションを取ることなどを想定して、語学講座などに通いました。
英語学習を始めた当時はどんな感じでしたか?
その時はアウトプットの機会がなかったり、内容に現実味があまりなく、本格的に腰を据えて英語を勉強した、という感覚はあまりなかったかもしれません……。
それでも今も英語を学び続けている理由は、どんなところにありますか?
コロナ禍でサッカーの試合がなくなったり、練習ができなくなった時期がありました。自分の将来、サッカー選手を終えた後のセカンドキャリアや家族のことなどを考えたときに、英語圏で語学を学び、サッカーの指導者をしたいと思いました。
それは日本に帰ってきたときに、英語で指導ができるということでアドバンテージになるとも思っているからです。
また、元々は中学生の時から英語が好きだったんです。ただ使えるというレベルではなかったので、実際に使えるようになりたいなあと思っています。
これまでの経験も踏まえて、英語を使わざるを得ない状況に自分を追い込まないと伸びないのかなと思い、ニュージーランドへの移住を決めました。
移住は、子供たちが若いうちに英語に触れること、異国の地で様々なことを経験することも彼らの人生勉強になると思っています。なので、親としての側面もありますね。
英語圏での生活、英語の難しさを感じる場面はありますか?
私自身、外国籍の選手と話すのも好きでしたしサッカーの試合を見ることも好きでした。
ただ、海外にサッカーの試合を見にいった際には、英語ができないことでチケットを購入することや公共交通機関に乗ることも苦労しました。
なので、このような場面で滞りなく対処できるように、英語力アップをしたいですね。
逆に嬉しかったことはありますか?
外国籍の選手に自分の思っていることを伝えることができたときや、心が通じ合ったと感じるときは嬉しかったですね!ここに英語学習の意義とか意味を見つけ出すことができていると思っています。
特にサガン鳥栖に在籍していたとき、元スペイン代表のフェルナンド・トーレス選手と仲良くさせていただいたんですが、もっとコンタクトをとって仲良くなりたいという気持ちがあったので、それが今でも英語学習のモチベーションに繋がっていますね。
今回、Garibenに参加しようと思った理由を教えてください。
これまでに様々な教材や英語学習サービスをしてきたんですが、途中で挫折してしまうものもあったりしました。もちろんそれぞれに一長一短あると思いますが、自分に合わないと感じることが多くて…。
振り返ってみると、謳い文句にしがみつきすぎている自分がいました。今は、自分が苦労しないとできるようにならないと思っています。また、英語というのはまずはインプットがあり、それをアウトプットすることで初めて自分のものになると思っています。
そんな中、3週間の語学留学をして帰ってきたときに何もできなかったという話を知り合いにしたら、社会に出る前の1つの指標としてのTOEICの大事さを耳にしました。そのときにGaribenのことを知りました、
Garibenでは、オンラインで参加できるということや5人でグループを組み切磋琢磨しながら3ヶ月学習をしていくというところにメリットを感じました。
また、学習する範囲は週ごとに指定されていますが、自分の生活にある程度自由に組み合わせて学習を進めることができるので、自分の都合に合わせて時間調整できるところが良いと思って参加を決めました。
Garibenに参加するにあたり、迷いやためらいはなかったですか?
実は最初はそこまで乗り気ではなかったんです……(笑)。
ですが、ニュージーランドでの生活が3〜4ヶ月経って、生活のリズムがわかってきたところのタイミングにちょうどGaribenが当てはまったので、違った刺激がほしいと思って参加してみました。
最終的に参加の決め手はどこでしたか?
Garibenを始めるにあたっては、やっぱり自分の生活リズムとのタイミングです。あとは海外からでも参加できるというところ、そしてテストとしてTOEICをベースに学習の成果が測れるというところが決め手になりました。
実際に始まってみると、みんなでグループワークをしたり、グループLINEでお互いに励ましあったりできるのは、良い環境だと感じました。
また全6回のノウハウ講義も頻度としてはちょうどよく、自分のライフスタイルに合わせる形で無理なく受講できるのがいいなと感じています。
今一番いいなと感じているのは、自分の勉強内容をグループのみんなに毎日報告することですね。自分の進捗状況を把握できて、振り返るきっかけにもなっています。
Garibenのカリキュラムの内容はどうですか?
Garibenのプログラム開始時に受けられるTOEIC IPテストで、思った以上に聞き取れなかったりして点数が振るわず、悔しい思いをしました。
今の自分は生きるためにブロークンイングリッシュでもいいから駆け足で英語学習をしていますが、この先英語学習を続けるためには、足りない部分の歩幅合わせをする必要があると感じました。
それをしないとどこかでつまずいてしまうと思い、始める前よりも始まりだした後の方がGaribenのカリキュラムに魅力を感じるようになりましたね。
プログラムが始まる前はどんなイメージを持たれていましたか?
教材の準備やプロフィールの準備がある中で、学校の新学期が始まるかのような緊張感がありました。
だけど、始まってみるとアットホームな環境を作っていただいて非常に安心感があり、あんなに緊張する必要はなかったと思っています。
そんなに緊張されていたんですね!知りませんでした(笑)
はい……、実は(笑)。自分がサッカー選手ということもあったので、グループの人たちとライバルのような感じで競っていかないといけないと思っていて勝手にナーバスになっていたんです。
実際には、それぞれの目標を達成するために手を差し伸べ合う仲間だと思っています。フランクで暖かい雰囲気がいいですね。
プログラムが実際に始まったわけですが、Garibenに期待していることはありますか?
期待というよりは、学習の枠組みが設定されていて、自分のスケジュールに合わせて学習することになるので、自分自身の学習環境・学習ペースを作れるようになることです。
それをGaribenが示し、教えてくれるのだと思っています。
実際に始まってみると、また色々感じる部分も違ってきますよね。
そうですね、グループには社会人の方が多いことから、お互いを尊重しながら素直なやり取りが多くて、競い合うというよりも高め合える関係性になっていけると感じています。
また、講義に関しては、よくあるTOEICの小手先のテクニックではなく、これからの英語学習にも通じる英語の学び方の根幹部分を教えていただいているので、学校のような詰め込み授業ではなくていいなと感じています。楽しんでますね!
Garibenでの目標を教えてください。
初回TOEIC IPテストを受けたあと、実力テスト(1学期開始時に受ける模試)を受けたら点数が下がっていました。
なので自分には伸び幅があると感じていますが、目標を低くするときっと自分の中でブレーキをかけてしまうと思います……。
今いるコースの目標がTOEIC700点なので、それを達成したいと思っています。頑張ります!
それでは最後にGaribenを通してどうなりたいかを伺ってもよいですか?
GaribenでのTOEICに関する学びを通じて、ビジネスで使える英語を学び、
それを今の生活でアウトプットができるようになりたいですね。
すでに英語圏での生活をスタートしている高橋さん。
英語の必要性を肌で感じていることもあり、英語学習に対する思いは人一倍強いと感じました。
そしてサッカー選手としての持ち前の負けず嫌いさ、そして家族を支える父親としての強い決意も感じることができました。
Garibenで3ヶ月、英語学習に取り組んだ後の成長が非常に楽しみです。
お忙しい中、インタビューに協力していただきありがとうございました!
3ヶ月、コーチ、メンター、そしてグループのメンバーの皆さんと一緒に楽しみながら頑張っていきましょう!